
低酸素応答の仕組みの研究から発見
HIF-1(ヒフワン:低酸素誘導因子-1)は、細胞が低酸素状態になったときに活性化されるたんぱく質です。2019年のノーベル生理学・医学賞を受賞した「低酸素応答の仕組み」の研究から発見されました。
持久力が向上
低酸素状態が続く高地トレーニングを継続すると、HIF-1が増えることを起点に、造血幹細胞が活性化し、赤血球が増えることが明らかになりました。それにより、酸素を全身に運ぶ能力が高まり、持久力が向上します。
日常生活の中で調節するのは難しい
ただし、このHIF-1 を健康効果が出るほどに調節するには、標高2,100m以上の高地に20日以上の滞在が必要といわれており、日常生活の中で調節するのは難しいといえます。
幹細胞を活性化
HIF-1は造血幹細胞だけでなく、その他の組織幹細胞においても同様に幹細胞を活性化するため、健康な身体を維持するとても重要な鍵となります。
■HIF-1が幹細胞の能力を活性化する仕組み


栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-6 奇跡の成分ヒフワンステム®』より

