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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

容易ではない脂肪低減を助ける天然由来ケトン体

ウエストを測る人

多くの現代人にとって大敵である肥満

体脂肪増加は肥満やメタボリックシンドロームなどのリスクを増加させ、心血管疾患、糖尿病、高血圧などの生活習慣病と関連し、健康状態および生活の質を低下させてしまいます。誰もがそのことを知っていながら、脂肪低減は容易ではありません。
天然由来ケトン体は、そんな現代人にとって福音となりそうです。

ケトン体を摂取した体内のメカニズム

そもそもケトン体は、厳密な糖質制限や低糖質ダイエットを行った際に体内で生成されます。これを体外から摂取することで、体内のエネルギー源が糖質からケトン体に切り替わり、脂肪からケトン体生産が促進され、脂肪の低減効果が期待できます。さらに、ケトン体摂取はインスリンの分泌を抑え、血糖値の上昇を抑制する効果もあります。これにより、血糖値のコントロールが容易になり、糖質からの脂肪合成、蓄積を防ぐことができます。

天然由来ケトン体摂取による脂肪低減効果

ケトン体の脂肪低減ならびにダイエット効果は、健康増進が期待される効果です。臨床試験でも、天然由来ケトン体の摂取により、期待を裏切らない結果が示されています。
朝食後にD-BHB約3グラムを摂取したグループ21名と、プラセボを同様に摂取したグループ21名の両方について12週間後に計測しました。その結果、プラセボグループに対してD-BHB摂取グループは体重とBMIに改善が見られ、さらに内臓脂肪は9.6平方cm、脂肪量は0.9kg減少しました。(下のグラフ参照)

脂肪低減で生活の質向上

脂肪低減は心臓や関節への負担を軽減し、身体の機能を改善する助けにもなります。それが空腹や食事制限に耐えることなく実現できるとしたら、QOL(生活の質)向上へのハードルはかなり下がるでしょう。

■ D-BHB摂取により、体重・BMIに改善が認められた

体重、BMI変化

■ D-BHB摂取により、内臓脂肪面積・脂肪量に改善が認められた

D-BHB摂取が内臓脂肪に及ぼす影響(層別解析)

内臓脂肪面積と脂肪量変化
J Nutr Sci Vitaminol, 69, 121-128, 2023

変化量=摂取前ー摂取後の測定値で算出
グラフは平均値で示し、共分散分析で群間比較

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-36 天然由来ケトン体の秘密』より

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