口臭の原因は
口臭は、口中の嫌気性菌の増殖によって生成されるアンモニアガスが原因。その対策のために、現在では多数の商品が発売されています。
口臭ケア製品を比較
お茶やパセリ、柿などを主原料とする製品群とともに、フィトンチッドを含有する口臭ケア製品によるアンモニア値の変化の比較テストを実施したところ、摂取後30分でフィトンチッドが他製品に比べてほぼ倍という著しい消臭効果を発揮することがわかりました。また、その後6時間経過してもその効果が持続したのです。
フィトンチッドが口腔内環境を整える
フィトンチッドが口腔内で増殖した嫌気性細菌群の活動を抑制し、プロバイオティクス(善玉菌)として作用したこと、また、常在菌である口腔内フローラのバランスを正常化して口内バランスを整える作用を内在していると考えられています。
口腔内フローラは腸内フローラと同じくらい大事
口腔内フローラは、腸内フローラ同様、生活習慣病などの全身の健康にも大きく関わることがわかってきました。例えば、歯周病の悪化により歯周病菌が血管中へ侵入し、心臓や脳などの血管の病気のリスクを高めるケースもあります。
また歯周病菌の繁殖が腸内フローラのバランスを崩し、腸のバリア機能を低下させるという報告もあります。
フィトンチッドで口臭予防
口臭予防はエチケットの問題だけではありません。清涼剤のような対処的な手段ではなく、根本から口内環境を改善する。フィトンチッドなら、そんな全身の健康まで考えた口臭予防効果が期待できます。
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-18 フィトンチッドの秘密Ver.2』より