沖縄SDGs食糧計画協同組合 参事
豊住 浩己 氏

日本の農業の未来を拓く「ソルガム」
現在、日本の農業は深刻な課題に直面しています。農業従事者の高齢化や耕作放棄地の増加、
肥料価格の高騰などで、農家によっては、従来通りの米作りだけでは収益を維持することが難しい実情があります。
私たちは、この窮状を打破し、農家の未来を守る切り札として「ソルガム」に目を向けました。沖縄SDGs食糧計画協同組合では、県知事の認可を受けた協同組合として全国の生産者を結び、ソルガムのネットワーク構想を推進しています。
栽培の負担軽減から環境価値の創出へ
ソルガムは休耕地などの痩せた土地でも比較的育てやすく、栽培条件によっては農薬や肥料の使用量も抑えられるため、生産者の負担を大きく減らせる可能性があります。
さらに、将来的には「カーボンクレジット」としての価値も期待されています。
大気中の二酸化炭素に由来する炭素を土壌に固定化する能力が評価されれば、作物を売るだけではなく、環境に貢献した成果そのものが農家の新たな収入源となる可能性があります。
ソルガムでつなぐ、農家・食卓・地球の未来
また、私たちは収穫された良質なソルガムを、グルテンフリーの食材として学校給食やフードバンクへ提供する活動も見据えています。
持続可能な環境づくりと、安心して食べられる食料供給のサポート。
ソルガムを通じて、農家も、消費者も、そして地球も豊かになる、そんな新しい時代のSDGsモデルを日本全国へと広げていきたいと活動を続けています。

豊住 浩己
沖縄SDGs食糧計画協同組合 参事
全国の生産者をネットワークしソルガムの広域普及を推進。
栄養書庫発行 :『QUICK SERIES Vol.2 ソルガム 健康にも地球にも優しいスーパーフード』より














