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NMNが睡眠の質を向上し若い頃の深い眠りを取り戻す

睡眠

睡眠の重要性

睡眠は人生のおよそ3分の1を占める、生体維持のための大切な時間です。けれども、眠れないという悩みを抱える人は増え続けており、睡眠不足の傾向は年配の女性に特に顕著です。睡眠時間が6時間未満の人は、50代女性の51.6%、60代女性の45.7%、70代女性の31.1%となっています(厚生労働省2017年国民健康・栄養調査より)。

睡眠中に、細胞の損傷修復や筋肉・骨の成長、脳神経系の発達に大きく関係する成長ホルモンが分泌されます。ですから、睡眠不足により成長ホルモン分泌が低下すると、肌荒れや老化を招きます。じつは、しっかりとした睡眠によって若々しい日々が支えられているのです。

NMNが睡眠の質の改善の鍵に

NMNは、この大切な睡眠の質の改善にも効果的に働く可能性があります。2022年2月に発表された論文「日本人高齢者の睡眠の質、疲労、および身体能力に対するニコチンアミドモノヌクレオチドの12週間摂取の影響:無作為化二重盲検プラセボ対照試験」 ※1(筑波大学並びに国際統合睡眠医科学研究機構らによる)によれば、NMNを1日1回12週間投与し続けることで、睡眠の質、倦怠感、身体的パフォーマンスの項目について優位な改善が見られました。高齢者の下肢機能を改善し、日頃の眠気が軽減されたのです。

睡眠が健康長寿の決め手

NMNの摂取によりサーチュインが活性化し、さらに時計遺伝子が正常化し体内時計が正常化することで、睡眠の改善がみられたと考えられています。高齢者の睡眠の質の低下は、生活の質の低下と死亡率の増加につながります。若い頃のような熟睡を取り戻すこと、それが健康長寿の決め手です。

※1日本人高齢者の睡眠の質、疲労、および身体能力に対するニコチンアミドモノヌクレオチドの12週間摂取の影響 Nutrients. 2022 11;14(4):755

年齢別睡眠時間
年齢により睡眠の質は変化します。加齢とともに、体内時計の変化によって睡眠に関わる生体機能リズムが早い時間にずれ、高齢者ほど早寝早起きになります。また、深い眠りのノンレム睡眠の時間は減少し、全体的に浅い眠りとなります。

■ 加齢に伴う睡眠障害

高齢者に見られる睡眠障害には、不眠症以外に以下のような病名が上げられます。
思い当ったら放置は禁物。いずれも専門施設での検査、診断、適切な治療が必要です。

【睡眠時無呼吸症候群】
顎が小さく肥満の男性に多くみられる症状で、60歳以上の男性高齢者の場合、約20%の有病率と言われています。夜間の酸素不足を招き、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などの心血管系疾患のリスクが高まります。
【レストレスレッグス症候群】
むずむず脚症候群とも呼ばれ、眠る前に脚にむずむずするような不快な感じをおぼえます。寝つきが悪くなり、加齢とともに有病率が増大します。
【レム睡眠行動障害】
レム睡眠時に夢を見るのですが、その際に夢の内容が寝言や異常運動として反映されます。50歳以上の男性に多く、重症になると暴力行為が見られることもあります。

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-33 NMNの秘密』より

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