水溶性ケイ素が表情ジワに及ぼす影響
水溶性ケイ素の原料メーカーである株式会社APAコーポレーションでは、水溶性ケイ素(umo)が表情ジワに及ぼす影響について検査機関に評価試験を依頼。この試験では目じりの皮膚のレプリカを作成しました。レプリカとは、数分で硬化するシリコン系の溶剤を肌の表面に塗り、硬化後に剥がして皮膚の起伏(凹凸)をそのまま転写する方法です。
目じりの表情ジワの比較
試験は実際に5名の人の目じりで実施。温度、湿度をコントロールした室内で、顔の片側の目じりには水溶性ケイ素 (umo)濃縮溶液(8,000~9,300ppm/100mL)を塗り、反対側の目じりには何も塗らない状態で 20分安静とし、その後、顔の表情を動かして目じりに表情ジワを作り、写真撮影とレプリカ採取を行いました。
表情ジワを目立たなくする
その結果を解析して水溶性ケイ素を塗ったグループと塗らないグループの目尻のシワの面積を比較し、水溶性ケイ素の効果を検討しました。水溶性ケイ素を目じりに塗ったグループではシワ面積が少なく(表1、図1)、水溶性ケイ素が表情ジワを目立たなくする効果を持つことが確認されました(図2)。
■レプリカ二次元解析による塗布前のシワ面積を100%とした時の塗布後の面積相対値(表1)
■レプリカ二次元解析による水溶性ケイ素濃縮溶液塗布前後のシワ面積相対値(図1)
■レプリカ二次元解析による水溶性ケイ素濃縮溶液塗布前後のシワ面積相対値(図2)
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-28 水溶性ケイ素の健康・美容力』より