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水溶性ケイ素の免疫機能改善の可能性

ウイルスイメージ

現在の水溶性ケイ素の情報

現在出回っている水溶性ケイ素関連の情報には、免疫細胞の活性化や活性酸素を消去する能力を強調するものがみられます。しかし、動物やヒト研究においてその効果を確認した論文は非常に少なく、まだ明確な答えは出ていない状況です。

生体健康科学研究所の研究

2013年に生体健康科学研究所寺沢らが発表した研究※1ではラット18匹を2つのグループに分け、片方に水溶性ケイ素1%または5%濃度の蒸留水を、片方には普通の蒸留水を与え、58日、70日後にリンパ球の数を比較しました。

胸腺と脾臓のリンパ球数が増加

リンパ球には抗体を作り出すB細胞と直接ウィルス等を攻撃するT細胞があります。胸腺はリンパ球にウィルスなどの特徴を伝える免疫機能の中心ですが、年齢と共に縮小し、変わって脾臓が役割を担うようになります。この胸腺と脾臓から遠心分離でリンパ球を取り出し、1㎜²中のリンパ球数を算出すると、水溶性ケイ素を飲用したグループでリンパ球数が明確に増加していたことが確認されました(図1,2)。このことから水溶性ケイ素の飲用摂取が免疫機能を強化していると考えられたのです。

飲水58日間のリンパ球数の平均値
※Y軸リンパ球数の単位1.00E+07は1.00×10⁷を表す

脾臓において
蒸留水飲用群 リンパ球数平均値=216万個 標準偏差45万個
umo飲用群 リンパ球数平均値=295万個 標準偏差131万個

胸腺において
蒸留水飲用群 リンパ球数平均値=697万個 標準偏差270万個
umo飲用群 リンパ球数平均値=1,300万個 標準偏差545万個

飲水70日間のリンパ球数の平均値
※Y軸リンパ球数の単位1.00E+07は1.00×10⁷を表す

脾臓において
蒸留水飲用群 リンパ球数平均値=348万個 標準偏差152万個
umo飲用群  リンパ球数平均値=515万個 標準偏差 136万個

胸腺において
蒸留水飲用群 リンパ球数平均値=536万個 標準偏差179万個
umo飲用群  リンパ球数平均値=596万個 標準偏差 272万個

水溶性ケイ素が免疫機能を増強

また2014年に開催された第41回日本毒性学会学術年会で発表された戸田らの研究※2では、非晶質(水溶性)ナノシリカが、マウスにおいて免疫のアジュバント(ワクチンと一緒に投与すると、その効果を高める物質)効果を持つことが発表されています。
水溶性ケイ素が免疫機能を増強する可能性は示されていますが、現時点では更なる研究が待たれる状況です。

ケイ素結晶

※1 寺沢充夫、他 . ラットにおける水溶性珪素(umo)の免疫効果 保健医療研究 5, 1-9, 2013-03 日本保健医療学会
※2 戸田嗣人、他. 非晶質ナノシリカの免疫系に及ぼす影響 第41回日本毒性学会学術年会(2014年)一般演題 ポスター

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-28 水溶性ケイ素の健康・美容力』より

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