病気と免疫機能の関係
免疫機能が低下することで様々なウイルス・細菌の体内への侵入を許し、病気にかかりやすくなります。特に高齢者はがん細胞の発現・増殖が起きると、さらに免疫機能が低下するという悪循環に陥ります。この負のスパイラルから抜け出すには免疫機能を上げることが有効です。
三大療法
一般的にがんを患うと、通常は三大療法(手術・放射線療法・化学療法)と呼ばれる治療が行われますが、初期発見の場合を除いてその治療は困難を伴います。
副作用の苦しさに多くの方が悩み、中には病院の治療を放棄して民間療法やサプリメントなど科学的根拠のない代替療法を選択する方もいます。
従来の治療を補完する可能性
そこで、現在脚光を浴びているのが第四の療法ともいわれる「免疫療法」です。がん細胞を攻撃する抗がん剤は、同時に免疫細胞をつくる骨髄細胞にもダメージを与えてしまいます。その結果、免疫機能が落ちた患者はICU(集中治療室)から出られず、様々な副作用に苦しむことになります。ここにMDフラクションを投与すると、骨髄に作用して免疫細胞の分化の低下を抑制し、がんに対する抵抗性を少しは強めることができます。つまり、抗がん剤との併用により、MDフラクションが従来のがん治療を補完する可能性があるのです。
MDフラクションによる免疫療法
アメリカでは抗がん剤や放射線治療でがん細胞を攻撃しながらMDフラクションによる免疫療法を行う補完医療が、すでにヒト乳がんの臨床実験で行われています。
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-6 マイタケの健康力Ver.2』より