
線維芽細胞が老化すると
線維芽細胞※の老化は、お肌に以下のようなネガティブな影響を与えます。
コラーゲン生成の減少
年齢とともに線維芽細胞の機能が低下すると、コラーゲンの生成量も減少。コラーゲンのおかげで肌の構造はしっかりと維持されていますが、その量が減るとしわやたるみが生じやすくなります。
エラスチンの減少
エラスチンは肌に弾力性を与えますが、線維芽細胞の老化によりその生成も減少します。同時に肌は引き締まりを失い、弾力がなくなるためサポート力が弱まり、肌が垂れやすくなります。
肌の再生能力の低下
線維芽細胞は傷ついた皮膚を修復する役割も担っています。老化によりその能力が低下すると、傷やダメージが修復されにくくなり、肌の再生速度が遅くなります。
水分保持力の低下
線維芽細胞は皮膚の水分を保つための基質を生成しています。これが減少すると肌の乾燥感が増し、しわが生じやすくなります。
線維芽細胞老化をブロック
浸透型NMN誘導体は、いつまでも若々しいお肌を保つため、上記のような悪影響をもたらせる線維芽細胞老化をブロックし、改善する働きがあることが明らかにされています。老化誘導した線維芽細胞に対する実験により、減少した細胞内のNAD+を濃度依存的に回復し、また細胞の老化マーカー(SA-β-GAL)の減少、ROS(活性酸素種)レベルの回復効果が示されました。

浸透型NMN誘導体が活力を取り戻す
これらの効果により、浸透型NMN誘導体が老化した線維芽細胞の活力を取り戻し、肌の若返りや美の向上に寄与することが期待されています。
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※線維芽細胞 皮膚の真皮層にある細胞。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分を作り出す役割がある。
■老化細胞に対する細胞分裂効果の改善
浸透型NMN誘導体は老化モデル細胞の細胞分裂を促進する効果があることが明らかになりました。細胞分裂速度が改善されると、老化細胞の影響を緩和します。具体的には、細胞の若返り、ダメージの修復、細胞の健康度向上、組織の機能向上などが期待できます。

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-37 浸透型NMN誘導体の美容力』より

