水素分子の圧倒的な浸透力

地球上のあらゆる物質の中で最小サイズ

水素の高い抗酸化力発揮の鍵が、その浸透力です。水素分子のサイズは地球上のあらゆる物質の中で最小で、平均的なヒト細胞の約５0000分の1。他の物質が通過できない細胞膜を容易に透過します。水素は直接身体のすみずみまで浸透します。また非常に安定していて不活性のため、強い酸化力をもつ活性酸素以外の物質と反応しません。

濃度を保ったまま深層まで

これは水素を体内に取り入れても副作用の心配がない、大きな利点です。電気分解で発生させた水素ナノバブルは平均的ヒト細胞の150分の１、目に見えない0.097μmサイズです。水素ナノバブルには水素分子がぎっしり詰まっており、濃度を保ったまま臓器・器官・組織の深層まで到達します。

水素の浸透力

県立広島大学三羽教授の研究室において、水素の浸透力を検証しました。ポリエチレン製の袋に鮮やかな青色のメチレンブルー色素を封入し、水素水に漬けます。メチレンブルーは酸化状態では青、酸素原子をとられ還元されると無色になります。水素水中でポリ袋内のメチレンブルーは無色となり、水素がポリ袋を透過して作用したことが示されました（図１、２）。水素を通過させないのはアルミニウム箔で、他の多種の素材の容器では、数時間のうちに中の水素はすべて抜けてしまいます。