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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

ストレスや不安から身を守り身体の恒常性を保つホルモン

ストレス

生命維持に欠かせないホルモン

『コルチゾール』は、副腎皮質から分泌される、生命維持に欠かせないホルモンです。ストレスを感じると放出され、血液中を巡って全身に運ばれます。
コルチゾールが分泌されると、血圧や脈拍が上昇し、アミノ酸や脂肪酸、糖質が血液中に放出されて、身体が「活動的な状態」になります。これはヒトが進化の過程で、飢餓状態や危機的状況を回避するために長い時間をかけて獲得してきた機能で、コルチゾールは他に抗炎症作用も持ち合わせています。

身体のパフォーマンスを引き上げるホルモン

『アドレナリン』は副腎から分泌されるホルモンで、自律神経の交感神経が優位になることで分泌されます。主な作用は心拍数や血圧の上昇で、身体のパフォーマンスを引き上げます。覚醒作用もあり、集中力や注意力も高まるので、身体と脳が闘争モードに切り替わり、目の前の恐怖や不安に立ち向かうことができるようになります。

ストレスに対抗するホルモン

これに対して『ノルアドレナリン』は、脳内の神経伝達物質、自律神経の神経伝達物質、副腎から分泌されるホルモンとして3つの役割があります。痛みやかゆみ、寒暖差、精神的なストレスなど、主に外部からの刺激が分泌を促し、闘争モードに脳と身体を切り替えて、覚醒しストレスに対抗します。

■コルチゾールの日内変動

コルチゾールは早朝に数値が高く、夜は低くなるという特徴があります。日中は活動的に、夜は休んで回復する、という1日の生活のリズムをつくる役割も担っているのです。

コルチゾールの日内変動

栄養書庫発行 : 『よくわかる健康サイエンス-7 成長ホルモンを味方にする本』より

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