日本の肥満者の割合
日本の動脈硬化の総患者数は61,000人にのぼり、肥満者の割合は男性が31.3%、女性が20.6%であると発表されています(2016年厚生労働省「患者調査(傷病分類編)」「国民健康・栄養調査」)。
動脈硬化を放っておくと
動脈硬化は、動脈の血管が硬くなり、血栓などが生じて詰まりやすくなる状態のことで、放っておくと狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの引き金となります。主な原因は老化や運動不足、肥満、高血圧、喫煙などで、なかでもメタボリックシンドローム※1は、動脈硬化を急速に進行させてしまいます。
全身の抗酸化酵素を高めるメロングリソディン
フランスの国民予防医療協会などによるメロングリソディンを2年間継続摂取したヒト臨床試験で、動脈硬化を改善することが明らかになっています(下図)。血管内の肥厚(IMT)が改善され、過酸化脂質※2まで低下しました。さらに、抗酸化酵素を正常値に改善し、継続的に維持することから、長期服用の有効性と安全性も認められています。
メロングリソディンによる動脈硬化の改善効果
◉血管内皮が厚くなるのを改善
ヒト臨床試験により血管の肥厚度(IMT)の変化を測定し、動脈硬化改善効果を評価しました。
過剰な活性酸素を除去し、健康サポート
また別の研究では、メロングリソディンが体内の過剰な活性酸素を除去することで、内臓脂肪の減少、血糖値の低下効果があることが確認されています(下図)。
メロングリソディンによる肥満の予防効果
◉内臓脂肪、血糖値の増加を抑制
高鉄分/糖分食を与えたラットにメロングリソディンを投与し、内臓脂肪と血糖値に与える影響を評価しました。
※1 メタボリックシンドローム : 腹囲が基準値(男性85㎝、女性90㎝)以上で、かつ高血圧、高血糖、高脂血のうち2つ以上が起こっている状態のこと。
※2 過酸化脂質 : 中性脂肪やコレステロールなどの脂質が活性酸素によって酸化したもの。がんや老化、動脈硬化などを引き起こす。
栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-3 奇跡の成分 メロングリソディン®』より