
※過去の記事を再編集しています
エネルギー代謝を支える栄養素
私たちが食事から栄養素を摂取し、糖からエネルギーを作り出し、脂肪として蓄え、またそれを利用する一連のエネルギーの流れをエネルギー代謝と言います。エネルギー代謝には様々なビタミン、ミネラル、微量元素が必要ですが、これらは食事から適切に摂取することが重要です。
ビタミン・ミネラル不足が招くこと
「野菜や海藻類は嫌い」「果物は食べない」等々の食生活では、ビタミンやミネラルが不足しやすくなります。その結果、エネルギー代謝が円滑に行われにくくなる可能性があります。糖尿病の食事療法では、野菜や果物などを適切に取り入れながら、精製度の高い食品や糖分の多い食品を控えることが勧められています。つまり、ビタミンやミネラルを豊富に含む食品を積極的に取り入れることが大切だということです。
栄養価を意識した食材選び
白米や精製小麦粉を使った食品は食べやすい一方で、精製の過程でビタミンやミネラルの一部が失われます。そのため、これらの食品に偏るとビタミンやミネラルが不足しやすくなることがあります。(図1、2)。米なら玄米やそれに近いもの、五穀米など。パンは全粒粉やライ麦をつかったもの。果物は、果物は、皮ごと食べられるものは皮ごと食べることで、ポリフェノールなども効率よく摂取できます。
■お米にみる精製度の違い(図1)

■精米による栄養価の差(図2)

昔の食生活から学ぶこと
縄文時代や弥生時代は遠い昔のように感じられますが、人間の体は進化の歴史から見ると、当時と現代で大きく変わったわけではありません。当時は、米や麦を精製せず、より自然に近い形で食べていたと考えられています。こうした食生活は、人類が長い年月をかけて築いてきた食の知恵の一つと考えられています。

栄養書庫発行 : 『よくわかる健康サイエンス-1 抗糖化ってなに?』より















