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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

CBDが身体調節機能に働きかける

夕日を浴びる

エンドカンナビノイドシステムの重要性

CBDはエンドカンナビノイドシステム※を活性化させることで、身体調節機能に働きかけ、免疫調整や感情抑制、運動機能などさまざまな効果があることが、多くの研究者によって報告されています。
エンドカンナビノイドシステムが正常に機能しない場合、様々な身体的・精神的な問題が生じ、多岐にわたる疾患を引き起こす可能性があることも解明されてきました(図1)。

■CBDが免疫システムのバランスを調整する(図1)

免疫システムが過剰に反応すると、自己免疫疾患やアレルギー反応などを引き起こします。CBDは過剰な免疫を抑制し、種々の炎症性疾患を改善します。

免疫システムのバランス

CBDの二相性反応という特徴

最新の研究によるとCBDには「二相性反応」という薬理学的な特徴があることが分かりました。これは低投与量と高投与量では、異なる反応、あるいは逆の反応を示すというものです。

低投与と高投与で作用が違う

たとえば低投与では活性作用があり、中投与用~高投与では睡眠促進作用を生じます。これまで低投与、いわゆるマイクロドーズは効果がないとされてきましたが、CBDに関してはこのマイクロドーズの有効性にも近年注目が集まっています。

摂取のタイミングと摂取量でさまざまな可能性

この特性を踏まえて、CBDの摂取に関しては、原則として1回量を20㎎から開始し、期待する効果が見られない場合は徐々に増量して最大100㎎程度まで上げるということが推奨されます。摂取のタイミングと摂取量を維持することで、さまざまな疾患や美容などに効果的な結果を得られる可能性が高まると考えられます(図2)。

■CBDによるさまざまな効果(図2)

CBDがエンドカンナビノイドシステムに働きかけることで、私たちが悩まされている多くの疾患が改善されることが期待されています。

関節のこわばり
アレルギー

※エンドカンナビノイドシステム  脊髄動物が生きていくために備わっている身体調節機能。正常に働くことで身体は健康な状態を保っている。

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-29 CBDの秘密』より

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