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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

1日グラス2杯程度の赤ワインで予防

赤ワイン

高齢化社会における社会問題の一つ

認知症とは、正常な脳の知的活動が後天的要因によって持続的に低下した状態で、症状は健忘や認知障害のほか、不眠、徘徊、日常生活能力の低下など様々な形で現れます。認知症は高齢化社会における社会問題の一つでもあり、予防への研究も活発です。

赤ワインで実験

2011年、認知症関連学会でレスベラトロールに認知症を予防・改善するはたらきがあると発表されました。名古屋市立大学大学院研究科の岡嶋教授らが、実験用マウスに3週間赤ワインと白ワインを与えたところ、赤ワイン(レスベラトロール)を摂取したマウスは、記憶や学習に関わる脳器官、海馬の神経細胞の活性化物質が1.5倍に増加し、細胞の再生や情報伝達速度も向上したというものです。

認知症とレスベラトロール

ほかにも、人間の神経細胞を用いた実験で、レスベラトロールが脳細胞(ニューロン)触手の再生を7 倍に向上させること、アルツハイマー病患者の脳内に見られるβアミロイドペプチドの分解を促進することなどもわかっています。
これらの実験から、毎日レスベラトロールを含む赤ワインを250~300ml飲むことは、認知症の予防・改善に効果があると考えられています。

認知症の症状
ワイン摂取と認知症グラフ
Rev. Neurol (Paris)1997

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-1 レスベラトロールの秘密[ブックレット版]』より

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