4人に1人が脂肪肝
現在、日本人の4人に1人が脂肪肝と言われています。これは、お酒の飲み過ぎだけなく、美食、過食や無理なダイエットなどの生活習慣の乱れによって肝臓に脂肪が溜まりフォアグラのような状態になる疾患です。従来は軽い病気という認識でしたが、実は成人病の源であり、生活習慣病リスクを高め肝硬変や肝臓がんへと進行するなど、肝臓に対する深刻なリスクが指摘されています。
脂肪肝予備軍、脂肪肝の疑いも注意
肝臓に30%以上の中性脂肪が溜まった状態が脂肪肝ですが、肝機能を表すALT(GPT)が20(IU/L)以上であれば脂肪肝予備軍で、31(IU/L)以上であれば脂肪肝の疑いがあるとされています。
脂肪肝炎とユーグレナ、パラミロン
肝硬変、肝臓がんへと進行する可能性のある非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を発症させたモデルマウスに、ユーグレナ粉末、パラミロン粉末を含んだエサを27日間経口摂取させました。その結果、ユーグレナ粉末及びパラミロン粉末を含んだエサを摂取したマウスは、肝臓の線維化が抑制され、症状の悪化を防ぐ可能性が示されました。
肝臓ダメージを軽減
腸内環境を整え、肝臓にダメージを与える腸内毒素抑制、活性酸素分解酵素の活性低下抑制などの働きによって、パラミロンは肝臓に対して総合的にダメージを減少させるようアプローチしている可能性があると考えられています。
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-16 ユーグレナ・パラミロンの秘密』より