
老化細胞とは
私たちの身体は、古い細胞が死に(アポトーシス)、新しい細胞に置き換わることで常に新陳代謝を維持しています。しかし、すべての細胞がきれいに入れ替わるわけではありません。役割を終えながらも死なずに体内に残り続ける細胞があります。
それが「老化細胞」です。

ゾンビ細胞とも呼ばれる
近年の研究によると、活動を停止した老化細胞が有害な物質をまき散らしていることがわかってきました。炎症性サイトカインやプロテアーゼなどを分泌し、周囲の細胞にダメージを与え細胞老化を促進する「SASP(老化関連分泌現象)」を引き起こします。
まるでゾンビが周囲をむしばむように、じわじわと健康な細胞の老化を加速させることから「ゾンビ細胞」とも呼ばれています(図1)。
■ 老化細胞の蓄積が加齢により増えるリスクの原因(図1)
老化細胞が蓄積することでSASPが起こると、加齢によって増加する様々な病気を引き起こします。さらに近年の研究では、セノリティクスにより、炎症反応が減少するという報告もあります※。

※ Nature. 2021 Nov;599(7884):283 - 289.
老化細胞が蓄積すると
老化細胞が身体に蓄積すると、様々な不調や病気の原因になるといわれています。血管の内皮細胞に老化細胞が増えると、血管が固くなり動脈硬化のリスクが高まります。筋肉では筋繊維の修復が妨げられ、サルコペニア(加齢性筋肉減少症)の原因になります。
さらに、脳や神経でも老化細胞は問題を引き起こします。神経細胞自体は分裂しませんが、周囲のグリア細胞が老化すると炎症が広がり、アルツハイマー型認知症など神経変性疾患のリスクを高めます。
栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-8 奇跡の成分SENOX』より















