
慢性炎症
細胞が老化する原因の第三は、慢性炎症です。加齢や生活習慣の乱れによって生じる活性酸素による炎症は、体が気づかないうちに細胞をむしばんでいきます。特に腸内環境の悪化は炎症を長期化させ、老化を加速させる要因になります。

老化は単なる時間の経過ではない
こうしたDNA 損傷・酸化ストレス・炎症が積み重なると、細胞は正常な分裂や修復ができなくなり、「老化細胞」になります。老化細胞は活動を停止したまま体内に残り、場合によっては周囲に悪影響を与える炎症物質を出し続けます。つまり、老化は単なる時間の経過ではなく、「細胞が日々受けるダメージと修復力のバランスが崩れた結果」なのです(図2)。
■ 老化や病気の原因「糖化」(図2)
活性酸素による酸化が「サビ」として悪影響を与えるのに対して、食事などから摂った余分な糖質が体内のタンパク質と結びついて細胞を劣化させる現象を「糖化」と呼びます。糖化によって作られるAGEs(糖化最終生成物)は内臓をはじめ体内組織に悪影響を及ぼし、多くの病気の原因や老化を進めることが確認されています。

●老化は「全身の協調的な現象」
筋肉の老化は代謝低下や糖尿病リスクを高め、血管の老化は動脈硬化を進行させ、脳の老化は認知機能低下に直結します。つまり、どこか一つの臓器が老化すると、その影響は全身に波及することが、最近の研究により分かってきました。
栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-8 奇跡の成分SENOX』より





