
加齢とともに変化する幹細胞
私たちの身体を構成するのに欠かせない幹細胞は、加齢に伴って数が減り機能は衰えていきます。また、活性酸素や慢性的な炎症などは、幹細胞の減少や機能低下に関与すると考えられています。
幹細胞の機能が衰え、新たな細胞を生み出す「多分化能(さまざまな細胞へ分化する能力)」が低下すると、本来必要な細胞が減り、肌の老化、筋肉量・骨量の減少、免疫力の低下など、全身のさまざまな機能に影響を及ぼす可能性があります。
老化研究の新しい考え方
近年、老化を治療や予防の対象として捉える研究が世界的に進んでいます。老化の仕組みが少しずつ明らかになるにつれ、幹細胞機能の維持や回復を目指す研究も活発になっています。こうした研究は、老化に伴う変化へ新たな視点からアプローチするものとして期待されています。
幹細胞研究が目指す未来
幹細胞の機能維持を目指した研究では、新しい細胞の再生との関係について研究が進められています。こうした研究は、細胞レベルから老化にアプローチする新たな可能性として注目されており、リバースエイジングの実現を目指す研究分野として期待されています。
■若い幹細胞と加齢幹細胞の違い
加齢に伴い、幹細胞を増やす能力(自己複製能)と細胞を生み出す能力(多分化能)が低下することが知られています。その結果、肌や筋肉、骨などの加齢に伴う変化の一因になると考えられています。

■ 幹細胞は年齢とともに減少

出典:Journal of Cellular Physiology (2007).
※間葉系幹細胞
筋細胞や骨細胞になる幹細胞
栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-6 奇跡の成分ヒフワンステム®』より















