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生命エネルギーの産生工場ミトコンドリア

DNA

生命の基礎

私たちの身体は約60兆個もの細胞で出来ています。一つ一つの細胞内にはミトコンドリアが数百~数千も存在し、その重量は全体重の10%相当とも言われています。
ミトコンドリアは私たちの活動に必要なエネルギーの大半を生み出す、生命の基礎ともいえる存在です。この働きからミトコンドリアは、体内の「エネルギー産生工場」とも呼ばれています。

元気で健康的な毎日を送るには

食事等で摂取した糖や脂肪は、ミトコンドリアの中で複雑な化学反応を受けて身体で使えるエネルギー(ATP ※)に変換されます。このエネルギーは私たちが活動するために必要なもので、動いたり考えたりするのにもエネルギーが必要です。つまり、運動をしたり、仕事をしたり、恋をするのもエネルギーがあるからこそできるとも言えるのです。
また、人は安静にしていても、心臓を動かす、脳を動かす、呼吸をするなど、無意識に身体は活動しています。このような生きるために必要なエネルギーを「基礎代謝」と呼びます。この基礎代謝は消費されるエネルギーのうち、約60~70%もの割合を占めています。
このようにミトコンドリアは私たちの生命活動の源。元気で健康的な毎日を送るには、ミトコンドリア機能の維持がとても重要なのです。

※ATP(アデノシン三リン酸)は地球上のほぼ全ての動物・植物・菌類・原生生物で共通に使われているエネルギー物質。そのため「エネルギー通貨」とも呼ばれている。

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ミトコンドリアが減少、活性低下すると

ミトコンドリアが元気な状態だとエネルギーが効率よく産生されるため、運動機能の向上、疲労軽減や太りにくい体質など、健康的な身体が維持できます。
しかし残念ながら、ミトコンドリアは加齢とともに数も活性も低下し、老化してしまうことが分かっています。
そのため、食事から摂った栄養素をエネルギーに変換できず肥満になったり、エネルギーが足りない状態に陥り疲労蓄積や筋肉の低下、肌の老化、記憶力低下等の様々な健康被害を引き起こしてしまいます。
若い時に比べて同じ量を食べても太る、運動しても見た目の成果が出ない、疲れが取れにくい。このような症状は、ミトコンドリアの数の減少や活性が低下しているサインです。

私たちのQOLに影響するミトコンドリア

さらに、活性が低下したミトコンドリアは通常の元気なミトコンドリアよりも活性酸素を多く発生するため、この活性酸素が細胞やミトコンドリア自身を傷つけて老化をエスカレートさせてしまうという負のスパイラルに陥ってしまいます。
このようにミトコンドリアの減少や活性低下は、全身の細胞が必要とするエネルギーを産生できなくなること、かつ活性酸素を増加させることで様々な不調を引き起こし、老化を加速させ、私たちのQOL(生活の質)にも影響すると考えられています。

栄養書庫発行 : 『栄養書庫ファーカス-4 奇跡の成分オレアビータ®』より

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