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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

活性酸素から細胞の健康を守る

細胞が減ってしまう最大の原因

私たちの肌や体の器官は、約60兆個もの細胞によって作られています。この細胞の健康を維持することが、体の健康や美容には重要です。
残念ながら細胞は20代半ばからどんどん数が減ってしまいます。その数は、なんと1日10億個(1g)といわれています。細胞が減ってしまう最大の原因は活性酸素です。過剰に発生した活性酸素は、肌や体の細胞を傷つけて減少させてしまうのです。

活性酸素が発生する原因

そもそも活性酸素が発生する原因は何でしょうか。活性酸素はさまざまな原因で発生します。タバコ、お酒、ストレスなどの生活習慣や、紫外線・大気汚染といった環境によって毎日過剰に発生してしまうのです。
そして活性酸素が過剰に発生すると細胞を壊して、肌や体を老化させます。これがシミやシワ、たるみといった肌の老化や、がん、動脈硬化、糖尿病など、さまざまな疾病の原因となっているのです。さらには、体の設計図であるDNAを壊すという大きなリスクにも繋がってしまいます。
健康で美しくあるためには、肌や体の細胞が過剰な活性酸素にさらされないようにすることが大切です。

表皮

活性酸素から細胞を守る

私たちは、肌の老化や疾病の最大原因となる活性酸素を取り除く力を備えています。それが細胞のなかに存在する抗酸化酵素です。
この抗酸化酵素にはスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)、カタラーゼ(Cat)、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)の3種類があり、これらが過剰な活性酸素から細胞を守ってくれています。
抗酸化酵素は、加齢とともにだんだん減り始め、そのスピードは加速していきます。すると、肌や体の老化が一気に進んでしまいます。
老化を抑えるためには、体のなかの抗酸化酵素を維持、できれば増やし、活性酸素をしっかり取り除くことが重要です。

<体の外から摂る酵素>

果物や野菜に含まれており、栄養分の消化や吸収を助ける働きがあります。よく見聞きする酵素ドリンクにも酵素は含まれていますが、胃のなかで分解されてしまうため、あまり意味がないといわれています。

<体の中にある酵素>

もともと人間に備わっているため、分解されて働きを失うことがありません。活性酸素を取り除く酵素を抗酸化酵素、食べものを消化吸収する酵素を消化酵素といいます。この呼び名は、酵素の持つ役割で分類されています。

抗酸化酵素を増やす奇跡の成分

メロングリソディンは、私たちが持っている3つの抗酸化酵素を増やす特別な成分です。
抗酸化酵素は、そのまま摂取しても胃酸で壊れてしまい、体のなかにしっかり届いて働くことができません。
そこで開発された技術が、小麦のグリアジンという成分で抗酸化酵素をコーティングする技術です。この技術のおかげで、胃酸の影響を受けずに腸管免疫に届き、独自のメカニズムで抗酸化酵素を増やすことを実現しました。こうして、食べて働く奇跡の成分「メロングリソディン」が誕生したのです。

メロングリソディンは、フランスやアメリカ、日本など世界中の研究機関によって研究されています。それらの研究では、DNAを保護したり、紫外線による日焼けや老化をケアしたり、動脈硬化を改善する働きなど、さまざまな効果が臨床試験で認められています。

メロン半分

驚異的なメロングリソディンの力

現在は、医療分野や美容分野で幅広く取り扱われ、使用している医療施設の数は世界各国で9,000施設以上、採用している医師は10,000人以上にのぼります。また、アメリカやカナダ、韓国では、メロングリソディンのさまざまな機能性表示も認められています。
メロングリソディンはポリフェノールやビタミンといった抗酸化物質と比べ、100万倍以上の活性酸素の除去力があるといわれています。その驚異的な抗酸化力に、今後の研究がますます期待されています。

栄養書発行 : 『栄養書庫フォーカス-3 奇跡の成分 メロングリソディン』より

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