
脳と腸は深くつながっている
私たちの「こころの健康」は、免疫と深くつながっています。近年の研究で、腸と脳が神経とホルモン、さらには免疫を通じて情報をやりとりしていることが明らかになり、これを「脳腸相関」と呼びます(図1)。
■ 腸と脳は相互に影響しあう関係(図1)
腸の内側には神経細胞が約1億個もあり、脳と独立して働く「第二の脳」ともいわれています。腸と脳は自律神経や内分泌、免疫などを介して互いに影響しあっています。脳から腸への情報伝達と腸から脳への情報伝達は、互いに一方通行でなく双方向的に影響を与えているのです。

LPSとこころの健康
腸でLPSが働くと、腸内環境や免疫バランスが整い、その結果としてセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質の分泌や働きが安定し、気分の安定やストレス軽減につながる可能性が報告されています。

参考文献
Neuropharmacology. 2022 Apr 1:207:108950. doi: 10.1016/j.neuropharm.2022.108950.
栄養書庫発行 : 『よくわかる健康サイエンス-14 自然治癒力と腸』より





