
糖尿病性網膜症とは
2006年までは失明原因のトップだった糖尿病性網膜症は、主に血管の病気で糖尿病に多く見られる合併症です。初期の頃は自覚症状がありませんが、糖尿病の症状が長年続くことで目の奥の血管が脆くなって血液が漏れるようになり、網膜の組織にむくみが発生し視力が低下します。
Ⅱ型糖尿病では診断された段階で既に約2 割の人にこの症状が見られ、20年ほど経過すると約6 割に増加します。Ⅰ型の場合は20年経過すると100%の人に網膜症の症状が現れます。

医療現場で用いられるピクノジェノールやミルトセレクト
糖尿病性網膜症に関しては、ピクノジェノールやミルトセレクトは既に医療現場で用いられています。血管の壁に成分が結合して強化していく効果や、血流改善効果が認められており、この2つの効果だけでも糖尿病性網膜症の進行を抑えることができるためです。
臨床試験データが発表
初期の糖尿病性網膜症の患者さんを対象に臨床試験がおこなわれ、2009年にデータが発表されました。2か月間の臨床試験をおこなったところ、網膜の厚さは540μmから425μmまでに改善しました。健常な網膜の厚さは450μm以下ですので、健康なレベルにまで下がったことが証明されたのです。また網膜の血管が強くなり血流が改善されたことで、むくみも健常値まで下がり、24人の被験者のうち18人の視力が大幅に改善したという結果を得ることができました。
ミルトジェノールは、目の4大疾患※を全てカバーした世界初の栄養成分なのです。
※目の4大疾患 緑内障、白内障、黄斑変性症、糖尿病性網膜症


栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-14 ミルトジェノール®の秘密』より

