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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

フィトンチッドであらゆる除菌対策

森林のマイナスイオン

細菌の増殖が活発になるのは

細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になります。10℃以下で増殖がゆるやかになり、マイナス15℃で停止します。肉や魚などの生鮮食品を冷蔵庫で保存するのはそのためです。ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅することから、肉や魚は火を使って調理をして食べる知恵と工夫が生まれました。

食中毒の原因黄色ブドウ球菌

食中毒の原因として知られる黄色ブドウ球菌は、人や動物の傷口をはじめ、手指・鼻・のど・耳・皮膚などに生息し、健康な人の20~30%が保菌していると言われます。
黄色ブドウ球菌は食品で増殖する際に、熱や胃酸などに強い「エンテロトキシン」という毒素を作ります。そのため、残ったカレーなどの煮込み料理を再加熱しても毒素は破壊されず、食中毒の原因になる可能性が高くなります。

菌イメージ

ブドウ球菌による院内感染

また近年、表皮ブドウ球菌による院内感染が増大していることが問題になっています。特に新生児と授乳中の母親、気管支や肺の疾患がある患者はブドウ球菌感染症にかかりやすく、他の患者や医療従事者を介して伝播することが主な感染経路になっていると考えられます。

細菌にフィトンチッドが対抗

このように、ブドウ球菌は私たちの身近にある厄介な細菌ともいえます。そこで、細菌に対するフィトンチッドの減菌効果をテストしました。密閉した試験室にシャーレに付着させた細菌(表皮ブドウ球菌)を置き、フィトンチッドエキスを噴霧したところ、生菌数が8時間後には74.68%減少したという試験結果が得られました。
フィトンチッドが持つ除菌・減菌効果が立証されたことから、病院やクリニックだけでなく、幼稚園や老人ホームまで、多くの方の健康に寄与する可能性が期待されています。

■ 表皮ブドウ球菌に対する除菌効果

シャーレ1枚あたりの生菌数
生菌数グラフ
減少率

※減少桁数=対数減少値(試験区)―対象減少値(対象区)
※※減少率(%)={1-1/10(減少桁数)}×100

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-18 フィトンチッドの秘密Ver.2』より

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