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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

ヒアルロン酸の量を増やすLPS

頬に手をそえる

肌に潤いを与える3大成分

肌にハリやツヤを与えてくれる3大成分はヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンです。特に肌の若々しさを保つヒアルロン酸は、加齢に伴って減ってしまいがちです。

LPSの働き

LPSには、体内のヒアルロン酸を増やす働きがあると考えられています。この働きに関係するのが、肌にある線維芽細胞です。線維芽細胞は、肌の生まれるもととなる細胞で、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどを作っています。LPSがマクロファージの動きを活発にすると、線維芽細胞が増えていき、作られるヒアルロン酸も増えるのです。

線維芽細胞とヒアルロン酸が倍に

下図は、この一連の流れを実験したものです。線維芽細胞の培養液に、LPSで活発になったマクロファージの分泌物を加えたところ、線維芽細胞の増える速さは2倍に高まり、ヒアルロン酸の量は4倍に増えることが明らかになりました。

■線維芽細胞増殖因子(FGF2)遺伝子の発現量と線維芽細胞の増殖速度

FGF2遺伝子の発現量
出典:自然免疫応用技研 HP http://www.macrophi.co.jp/gakujutu/12.htm
線維芽細胞の増殖速度
出典:河内千恵ら、食品工業 54,.52-61.(2011)

■線維芽細胞におけるヒアルロン酸合成酵素遺伝子の誘導

線維芽細胞におけるヒアルロン酸合成酵素遺伝子の誘導
出典:自然免疫応用技研 HP http://www.macrophi.co.jp/gakujutu/33.htm

スキンケア分野でのLPSの役割

ヒアルロン酸はもともと分子の大きい成分で、体に吸収されにくいといわれています。そのため、ほとんどの化粧品やサプリメントには、分子を小さくしたヒアルロン酸が配合されています。この分子の小さいヒアルロン酸は体に吸収されやすい反面、早く分解されてしまう弱点を持っています。
これらのことから、体内のヒアルロン酸を増やすことは、肌のハリやツヤのアップにとても有効であると考えられています。スキンケアの分野でLPSが注目される理由は、ここにもあるのです。

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-13 パントエア菌LPSの美肌力』より

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