活性酸素を減らすことが大切
ストレス、不規則な生活、喫煙、紫外線などで体内に過剰に発生する活性酸素。体をサビつかせ、生活習慣病や老化などの原因となる恐ろしい物質です。いつまでも若々しく、健康を保つには活性酸素を減らすことが大切です。
消去型と抑制型
本わさびの根茎に含まれる「6-MSITC」には、活性酸素の発生を抑える作用があります。抗酸化作用が強いポリフェノールなどは、発生した活性酸素を消去する「消去型」です。ところが、わさびの場合は活性酸素の発生をもとから抑える「抑制型」。優れた抗酸化成分で、活性酸素からのダメージを効果的に防いでくれます。
活性酸素の発生そのものを抑え、24時間以上効果を持続
実験によると「マウス血液の活性酸素産生抑制作用」は、48％も抑制されています。また、ヒトが本わさびエキスを３ヶ月間摂取し、尿中の8-OHdGを測定したところ、8-OHdG量（遺伝子のダメージを示す指標）が低下しました。ビタミンＣなどの抗酸化物質は数時間で体外に排出されてしまい、効果が持続しませんが、「6-MSITC」によって活性化された抗酸化作用は、24時間以上も活性が続きます。この高い持続性からも大いに注目を集めています。
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-9 わさびの健康・美容力』より
