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若々しい肌はカロテノイドで作られる?

若い肌

しわとカロテノイドレベルの相関関係が証明

カロテノイドは、植物が紫外線による活性酸素から身を守るために生成する抗酸化物質です。人間の体内でも同様の抗酸化作用を発揮し、細胞の保護などの働きを行っています。
野菜や果物等によるカロテノイドの摂取量と、皮膚のカロテノイドレベルとは関連しており、とくに緑黄色野菜を摂取することによって皮膚におけるカロテノイドレベルが上昇することが示されています。さらに、カロテノイドの皮膚への蓄積が増加すると、肌の弾力性やハリが改善され、しわやシミの形成が抑制される可能性があると報告されています。

ラマン分光計で肌のキメをチェック

ここでは、50歳の女性被験者20名をラマン分光計で計測し肌のキメ(コンディション)の違いを調査しました。計測はいずれももっとも日照を受けやすい額のエリアで行われました。肌のキメが粗いと深いミゾやシワがあることを意味しています。下記に掲載している2例は、いずれも50歳の同年齢の女性ですが、肌のキメには大きな差があります。上側の女性の肌はキメが細かく、ミゾやシワもあまり目立ちません。けれども、下側の女性の肌はキメが粗く、ミゾやシワが目立っています。

被験者2名(50歳女性)の皮膚表面画像

若い肌をキープ

キメが細かく、ミゾやシワが目立たない、若々しい肌をキープしている50歳の女性の測定データ

老化の進んだ肌

キメが粗く、ミゾやシワが目立っている、老化の進んだ50歳の女性の肌の測定データ

Cutaneous concentration of lycopene correlates significantly with the roughness of the skin (Science Direct)

カロテノイドレベルを上げて老化を防ぐ

このような現実を目の当たりにしたときに、人はしっかり野菜や果物を摂取して、カロテノイドレベルを上げ、できるだけキメの細かい肌に整えておきたいと願います。もちろんカロテノイドレベルが高ければ、老化を防ぐことはできます。けれども、若返ることは困難です。

緑の野菜

現状維持を意識するのが大切

大切なのは、いかに現状を維持できるか?カロテノイドチェッカーで日々の変化に敏感になり、いかに若々しさをキープできるかによって、将来の老化の程度は大きく変わってきます。

栄養書庫発行 : 『ヘルステックガイドシリーズ-0 カロテノイドチェッカー』より

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