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腸活ブームの裏に100兆の隣人がいた?

腸内細菌

細菌たちが暮らす町マイクロバイオーム

マーケットのヨーグルト売場がどんどん広がり、SNSでは「腸活」が合言葉。――このブームの裏側には、からだの中にもう一つの“細菌たちが暮らす町”(腸内細菌叢=マイクロバイオーム)がある、という発見があります。

腸にすむ細菌たちの驚くべきスケール

腸内には、100兆個以上の細菌がすみついているといわれます。総重量は1〜2kgにも達し、ペットボトル1〜2本ぶんの“重み”が、からだの中で毎日働いていると考えると、その存在感が少し身近に感じられるはずです。
なお、腸内細菌の“数”の表現には幅があり、かつて言われた「100兆」から、近年は数十兆規模という推定も提示されています(どちらにせよ“膨大”である点は共通)。

腸内

腸と全身をつなぐ“代謝物”の力

しかも、腸内細菌がつくる“代謝物”は血液に乗って全身へ。免疫のバランス、血糖や脂質の代謝、さらには脳の働き(睡眠やストレスの感じ方)にまで影響を及ぼしていることが明らかになりつつあります。
腸は食べものの通り道であると同時に、全身とつながる情報ハブでもあるのです。

栄養書庫発行 : 『よくわかる健康サイエンス-15 そうだったのか!マイクロバイオーム』より

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