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胃内ビタミンC は、水素飲水で安定化する

水素イメージ

電解水素水でビタミンCは安定化

ビタミンCを含有したスポーツドリンク粉末を溶解するに際して、水道水(水道局は次亜塩素酸を添加している)やアルカリ整水に溶かすと、ビタミンCは激減する(図1)が、電解水素水(体に優しい中性pH)に溶かすと、安定化されていることが、筆者の研究室で計測した。粉末の溶解後、43 時間でも、78%保持されていた。
天然食材の一例として、レモン果汁の中のビタミンC は、中性pHとアルカリpHの電解水素水の中では、大差なかった(図2)が、希釈後4〜6時間で約83%の水素濃度が保持されたが、水道水では大幅低下した。

水素水の役割

よって、胃内ビタミンCを保持して、胃内での発ガン物質ニトロサミン生成を抑制するには、食材中ビタミンCでも、ビタミンCサプリメントでも、水道水の混入は御法度となる。併せて、分泌胃液に存在するビタミンCを豊富化するためには、血中濃度ビタミンCを増加すべくビタミンC 食材を積極的に摂取することが、強いては、胃ガン予防の有効策となり、ビタミンC保持に働く水素飲水の役割も意義が大きい。

胃内でも、胃液に含まれるビタミンC が、水素で安定化されると示唆される

♦ビタミンC 含有粉末(スポーツ飲料PS)を下記3種❶❷❸の水に溶かした後のビタミンC 残存量を計測した結果、水素水がビタミンC を最も安定化した(図1)

ビタミンC含有粉末
Copyright ⓒ2018, 三羽 信比古, NPO法人日本老化防御医科学センター, All rights reserved.

❶中性pH 水素水(水素濃度0.86ppm, pH6.5~7.5)では4-6 時間後83.3- 84.0%のビタミンCが保持された
❷水道水(広島県庄原市水道局)では4-6時間後でビタミンCは36.7-47.6%に減少した; 地方自治体の水道局が添加している次亜塩素酸による影響
❸アルカリpH整水(水素濃度0.29ppm, pH 9.0~9.5)では4-6時間後でビタミンCは消滅した

♦ビタミンC含有レモン果汁を、ビタミンC が15.8 ppmとなるように、下記3種❹❺❻の水に溶かした後のビタミンC 残存量を計測した結果、電気分解による水素水が果汁中ビタミンC を最も安定化した(図2)

レモン果汁
Copyright ⓒ2018, 三羽 信比古, NPO法人日本老化防御医科学センター, All rights reserved.

❹中性pH水素水(上記❶と同じ水)は、4-5時間後ビタミンCを3.7-5.5%の減少に止める ❺水素水はアルカリ(水素濃度0.29ppm, pH9.0~9.5)でも、ビタミンCをキープした
❻水道水(上記❸と同じ水)では4-5時間後でビタミンCは12.3-13.5%減少した

ビタミンCは中性pHの水素水では安定に保持される

栄養書庫発行 : 『ガンを防ぐ水素生活術』より

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