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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

水素の美容・健康力

身体の中

酸化ストレスと水素

近年の研究によって、がん、脳卒中、動脈硬化、認知症、パーキンソン病などの重大疾患の要因に、体内で過剰に産生された活性酸素による「酸化ストレス」があることが明らかになりました。酸化ストレスを抑制する抗酸化物質の研究の過程で大きな注目を集めたのが「水素」です。水素分子は他の抗酸化物質と異なり、特定の受容体を介さず体内に浸透し、細胞や遺伝子を傷つける強力な酸化作用を持つ活性酸素に直接反応し、消去するのです。

水素ブームのはじまり

2007年に日本医科大学の太田教授の研究グループが水素の活性酸素抑制についての論文を発表して以降、すでに水素に着目していた研究者から続々と研究が発表され、350題を超える論文で、酸化ストレスが関与するほぼすべての疾患に対し、水素が高い抑制効果を持つことが示されてきました。研究者自身もその効果の高さに驚かされ、多くの美容の専門家も加わって、現在の水素ブームとも呼べる状況が生まれたのです。

水素水

公的機関が認めた水素の効果

2016年12月9日、慶応義塾大学病院が申請した水素ガス吸入療法を、厚生労働省が認可しました。

水素ガス吸入の医療効果が世界で初めて認められたのです。対象は「心停止後症候群」で「成人院外心停止患者※のうち、自己心拍再開後も昏睡が持続する患者を対象とし、集中治療室で18時間2%水素添加酸素を人工呼吸器下に吸入する。」(厚生労働省HPより引用)とされています。
心臓が停止し虚血状態になった血管に、再び血液が流れ込むと、血管が傷つき大量の活性酸素が発生します。これは時に致命的な症状ですが、水素の活性酸素抑制効果がそのショックを緩和・予防するのです。
水素の効果が国の公的機関に認可されたことは、水素の研究・普及に携わる者にとって画期的なことと言えるでしょう。
※ 編集部注:成人で、医療機関外で心停止となった人

手軽で効果が見込める水素風呂と水素水の飲用

管理が難しい水素ガスに比べ、水素風呂と水素水の飲用は手軽で穏やかな効果に利点があります。水素風呂での水素の吸収は皮膚からですが、特に毛穴が多い部位から吸収されます。また、浴室に漂う湯から抜けた水素ガスを吸入すると、鼻の奥にある嗅覚センサーから水素が脳脊髄液の中に入ると考えられます。脳内に分布する水素がアルツハイマー病の原因物質であるβアミロイドを減少させる、という研究データもあります。
また、水素水は手軽に飲用できるので、体内の水素濃度を健康と美容に効果的なレベルに維持するのに役立ちます。
情報提供/三郷水素研究所

入浴

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-21 水素の美容・健康力』より

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