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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

炭水化物が好き。でも血糖値が気になる方へ

ドーナツ

食後の血糖値と炭水化物の関係

私たちが主食としているお米や小麦などに含まれるでんぷんは、体内でブドウ糖に分解され、エネルギーとして使われます。しかし、消化・吸収されやすい糖質を一度にたくさん摂ると、食後の血糖値が急激に跳ね上がってしまいます。こうした食後の急激な血糖値の上昇を繰り返すことは、糖尿病をはじめとする生活習慣病のリスクとの関連が研究されています。

ソルガムに含まれる難消化性でんぷん

そこで注目されているのが、ソルガムに含まれる「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」と呼ばれる成分です。一般的なでんぷんとは異なり、小腸で消化・吸収されにくく、大腸まで届いて食物繊維のような働きをするという特徴を持っています。そのため、食後の急激な血糖値の上昇を緩やかにする可能性が注目されているのです。

■でんぶんの質が違う

でんぷん比較グラフ

出典:Poquette et al., Food Funct. 2014;5:894-899.
DOI:10.1039/C3FO60432B

※本図は、研究で使用されたソルガム粉と小麦粉のでんぷん組成を比較したものです。難消化性でんぷんの割合は、品種や加工・調理方法によって異なります。

ヒトを対象とした研究で注目される血糖応答

実際に、ヒトを対象とした研究では、ソルガムを含む食品を摂取した際に、食後の血糖応答やインスリン応答が穏やかになる可能性が示唆されています。また、一部の研究では、小麦などの他の穀物を使用した食品と比較して、食後の血糖値の上昇が抑えられたことも報告されています。こうした研究結果から、ソルガムは健康的な食生活に取り入れる穀物の選択肢として注目されています。

参考文献
DOI:10.1039/C3FO60432B
DOI:10.1093/nutrit/nuw036

ソルガム

栄養書庫発行 : 『QUICK SERIES Vol.2 ソルガム 健康にも地球にも優しいスーパーフード』より

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