
ミトコンドリアの衰えが老化の本質
老化の本質は「エネルギーの低下」ともいわれます。若い頃は朝から夜まで動き続けても平気だったのに、年を重ねると疲れやすくなる。この違いは、細胞内でエネルギーをつくるミトコンドリアの衰えです。
ミトコンドリアの働きが低下すると
ミトコンドリアは、1つの細胞の中に数百から数千個も存在し、ブドウ糖や脂肪酸などの栄養を燃やして、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子をつくり出しています。しかし、加齢や生活習慣の乱れなどによってミトコンドリアの働きが低下すると、ATP の産生量が減り、細胞がエネルギー不足に陥ります。これが「疲労感」「冷え」「代謝低下」「肌のハリの衰え」といった加齢症状の根底にあります(図1)。
■ ミトコンドリアの減少による影響(図1)
ミトコンドリアが作り出すATP は、筋肉の収縮、脳の情報伝達、心臓の鼓動、皮膚の新陳代謝など、あらゆる生命活動を動かす「燃料」です。加齢とともにATP 産生能が衰えることで老化が進行します。セノックスによってSirt-1 が活性化されると、PGC-1αが刺激され、ミトコンドリアの再生が促進されます。つまり、セノックスが間接的にミトコンドリアの“若返り”を後押ししているのです。

栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-8 奇跡の成分SENOX』より









