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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

いま改めて注目される「春ウコン」の力

ウコンの花

春ウコンとはどんな植物?

春ウコンは、ショウガ科ウコン属に分類される植物で、学名は Curcuma aromatica Salisb.、和名をキョウオウ(姜黄・薑黄)、英名でワイルドターメリック(Wild Turmeric)と呼ばれます。熱帯から亜熱帯地域に分布し、日本では主に沖縄で知られてきました。春から夏にかけて成長し、地下に広がる根茎が利用されます。

宮古島の暮らしに根づいた春ウコン

ウコンには秋ウコンや紫ウコンなど複数の種類がありますが、春ウコンはそれらと比べて色素が穏やかで、沖縄においてもかつては限られた地域や家庭の中で、日々の暮らしの中で静かに使われてきた存在でした。
けれども宮古島では、ウコンといえば春ウコンのことを指していました。特別な呼び分けをする必要がないほど、暮らしの中では自然な存在だったのです。そうした中で、この春ウコンの価値に着目し、宮古島での体験をきっかけに、沖縄本島で栽培と活用に取り組んできた人物(下地清吉氏:別途記事参照)がいます。春ウコンは、人の手によって沖縄の環境の中で育てられ、暮らしの中に定着していったのです。

春ウコン根

研究が進む春ウコンの健康機能

健康分野では近年、春ウコンに含まれる成分について、抗酸化作用や免疫機能との関係、炎症反応への関与などが、基礎研究を中心に数多く検討されています。
また、体内環境のバランスや細胞レベルでの反応に着目した研究が進み、春ウコンが健康状態とどのように関わるのかが多角的に検討されています。がんや生活習慣病といった疾患領域との関連性についても研究が行われており、健康との関わりが期待される素材として関心が高まっています。

ウコン畑

栄養書庫発行 : 『QUICK SERIES Vol.1 春ウコン 沖縄で育まれた元気の秘密を知る』より

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