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香りだけでは届かないテルペンの正しい摂り方

テルペン

嗅ぐだけでなく、経口摂取も

テルペンはアロマや精油などで「香りの成分」として知られていますが、その力は嗅ぐだけでは十分に発揮されません。もっとも日常に取り入れやすく、科学的な評価が進んでいるのが「経口摂取」です。これはテルペンを含むカプセルやドリンク、オイルなどを口から体内に取り込む方法で、慢性的な体調管理や代謝改善、抗炎症効果などが期待できる手段とされています。

サプリ、ドリンク、オイル

生体調節作用

たとえば、CBDとテルペンを組み合わせた経口製剤を用いた臨床試験では、125人を対象にした研究で、睡眠の質の向上や心身のリラクゼーション効果が報告されました(DOI:10.5664/jcsm.11324)。この製剤には、リナロール、リモネン、ミルセン、β-カリオフィレンなどが含まれており、相乗効果による生体調節作用が注目されています。

経口摂取と舌下投与

経口摂取は、効果が現れるまでに30分~1時間ほどかかる一方で、作用の持続時間が長く、継続的な健康サポートに適しているとされます。
一方で、医療用途や研究現場では「舌下投与(サブリンガル)」という摂取法も注目されています。これは、テルペンを含むオイルやスプレーを舌の裏側に数滴とどめて粘膜から直接吸収させる方法で、消化器や肝臓を通らずに血流へ成分を届けるとされます。

スプレーを口に当てる人

即効性を求めるなら

さらに即効性を求める場合は、「VAPE(気化吸入)」が有効とされています。テルペンを加熱して蒸気化し、肺の毛細血管からダイレクトに吸収されるこの方法は、吸入後数秒~数分で血中濃度が上昇し、精神・神経系への迅速な作用が期待できます。

朝気持ちよく起きる

不安やトラブル、集中力のサポートに

実際に、d-リモネンの気化吸入に関するヒト試験では、肺から約70%が吸収され、体内動態が速やかに確認されたという結果もあり(DOI:10.1080/15287399309531702)、不安や睡眠トラブル、集中力のサポートに応用が進んでいます。

栄養書庫発行 : 『よくわかる健康サイエンス-12 テルペン/TERPENE最新研究エビデンス集』より

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