
加齢による筋肉量減少
近年、加齢によって筋肉量の低下が進む、サルコペニア(加齢性筋肉減弱症)や、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)などが社会的にも問題となっています。これらの共通点は筋肉量の低下から、歩くことが不自由になる、転ぶなどにより、寝たきりや介護が必要な状態につながることです。
筋肉量を増やすにはミトコンドリアが不可欠
この原因の一つが骨格筋の減少です。筋肉量を維持したり増やすためには、筋肉を作る細胞のミトコンドリアによるエネルギー供給が必要不可欠です。そのため、加齢によりミトコンドリアが減少してしまうと、エネルギー供給も低下し、筋肉量の減少がさらに加速してしまうことになります。

ロコモやサルコペニア予防に有望なオレアビータ
こうした筋肉減少の症状に対して、オレアビータの摂取が有効と考えられます。オレアビータを摂取した高齢マウスで、筋肉量の低下が抑制されるデータがあります(図1)。
さらに、若いマウスと同じレベルの体力を維持することも確認されました(図2)。
加齢による筋肉量低下の予防や体力を維持することで、オレアビータはロコモティブシンドロームやサルコペニアの予防に有望と考えられます。
オレアビータによる筋肉量低下の抑制
高齢マウスのコントロール群、オレアビータ摂取群、および若齢マウスの筋肉量と体力の変化を測定しました。
オレアビータ摂取群で、筋肉量の低下が抑制され、体力低下は若齢マウスと同レベルまで抑制されていることが確認されました。


栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-4 奇跡の成分オレアビータ®』より

