ピクノジェノールとは
ピクノジェノールはフランス南西部にあるランド・ド・ガスコーニュの森だけに生育する松の樹皮から、特別な製法で抽出された天然成分。40年間以上、世界約90カ国で販売され続けています。原料となる松は、寒暖の差が激しく紫外線の強い過酷な環境から幹を守るために、他の松に比べて樹皮が厚く濃い赤い色をしており、ポリフェノール類やフラボノイド類を多く含んでいます。
ピクノジェノールの特性
ピクノジェノールの主な特性は、ビタミンEの約170倍・ビタミンCの340倍といわれる強力な抗酸化作用。他にも抗炎症作用、血管内皮型一酸化窒素の生成促進作用、コラーゲンとヒアルロン酸の生成促進作用などがあります。ピクノジェノールによって効果が見込める疾患は40種類以上も報告されており、すでに全世界で280以上の論文が発表されていますが、現在も毎年約150万ドル以上の研究開発費を投資し、さらなる研究データの蓄積を進めています。
ホーファーリサーチ社は、1925年ドイツ・ベルリンで設立され、現在はスイスに本部があります。65年にピクノジェノールの研究開発を開始。医薬品原科として供給する一方、80年代からは健康食品や化粧品素材としても提供市場を開拓し続けています。
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-14 ミルトジェノールの秘密』より