日本人の食生活と深いかかわりがある麹菌
麹は、昔から日本人の食生活と深いかかわりがある菌です。麹菌にもさまざまな種類があり、それらの麹菌による発酵によって生まれる食品もまた、身近なところに数多くあります。その中には健康に寄与するといわれているものも少なくありません。
麹多糖とは
このような働きを持つ麹の力によって生まれたのが、「麹多糖」です。脱脂大豆を味噌作りなどでも利用される黄麹(アスペルギルス・オリゼー)で発酵させることによって、できあがったものです。
不思議なことに、麹多糖は、大豆にも麹菌にも、もともとは含まれていない成分です。まさに大豆を麹菌によって発酵させることで、はじめて誕生※するのです。
身体の土台となる細胞を増強する
今、この麹多糖に大きな注目が集まっています。麹多糖を成分の中心として含む「麹菌発酵大豆抽出物」は、その麹多糖をはじめとする成分の力により、身体のおおもととなる幹細胞を増強する作用があるということで特許を取得したのです。
ハイクオリティ認証
また、有害レベルの不純物が入っていないことなどのいくつかの条件をクリアしたものに与えられる「ハイクオリティ認証」を取得していることから分かるように、身体に対して悪い影響のない材料であるということも証明されています。
身体に対して不安がなく、幹細胞の増強をもたらす。こうした力を持つことから注目される麹多糖は、さまざまな身体の症状の改善を促す成分として期待されています。
※大豆を麹菌で発酵させて作られる味噌や醤油には、麹多糖は含まれていません。麹多糖は麹菌発酵大豆抽出物にのみ含まれる成分です。
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-19 麹多糖の秘密』より