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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

食生活にプルーンを取り入れることの意味

小林メディカルクリニック東京 院長
小林 暁子 医学博士

小林暁子博士

健康維持のキーワード「腸内環境の改善」

健康を維持するためのキーワードのひとつとして、私は「腸内環境の改善」を提唱しています。近年の研究成果により、腸が重要な免疫器官であること、腸内細菌の働きが免疫力を左右し、全身の機能に重要な影響を与えていることがわかっています。

現代生活と腸

ところが、現代の生活は「腸」にとって過酷です。添加物や保存料のリスクの高い食品、体を動かすことが基本的に少ない生活様式、安易に処方される抗生物質などの薬。豊かで楽な文明生活の中身は、実はかなり危ういと言えるでしょう。身体を守るために最前線で戦い、生活習慣病などの現代病の問題を一手に引き受けているのが「腸」という臓器なのです。

食物繊維を摂っていますか

この厳しい状況にある「腸」の機能をサポートして、免疫力を高めて病気になりにくい身体をつくることが、予防医学的に最優先したい健康課題だと考えます。健全な腸内では腸内細菌の善玉菌が元気です。善玉菌の活性化が免疫力アップのカギ。そのためには、食生活の見直しが必要です。食物繊維を摂っていますか?食物繊維は現代の食生活の中で確実に不足しています。積極的に補給してやる必要があるのです。

プルーン

プルーンは優秀な健康サポート食品

そこで私がお勧めしているのが「プルーン」です。
毎日プルーンを食べる、というのは、単純ですが、効果的な方法です。善玉菌のエサになる水溶性食物繊維と、排便を促す不溶性食物繊維とをバランスよく含み、不足しがちな微量栄養素や抗酸化成分も豊富。腸内環境の改善とともに、生活習慣病なども予防する相乗効果が期待できます。
食材としてもいろいろな食べ方が可能なプルーンは、さまざまな側面から見て、健康維持をサポートする優秀な食品であると言えるでしょう。身体に必要なものを、人工的でない食物からきちんと摂取するということは、とても大切なことだと思います。

プルーン栄養機能成分

小林 暁子(こばやし あきこ)

医学博士
小林メディカルクリニック東京 院長

順天堂大学医学部卒業。小林メディカルクリニック東京・院長。「自然治癒力を引き出す医療」をモットーに、便秘外来・内科・皮膚科・女性専門外来など全身の不調に対応する。その一環として腸内環境の改善を提唱。『免疫力を上げる健美腸ルール』『女性の自律神経の乱れは「腸」で整える』など著書多数。

栄養書庫 : 『Nutrient Library-27 カリフォルニアプルーンの秘密』より

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