
頭皮、毛髪についての改善証明は難しい
ハイブリッドプロテオグリカンBABS®に関する研究は始まったばかりですが、改善効果の証明が難しいとされる頭皮、毛髪に関して、下記のグラフのような結果が明らかにされました。この発毛促進、脱毛予防に関する顕著な改善は、以下のようなメカニズムによりもたらされたと考えられています。
毛乳頭細胞や毛母細胞の増殖を促す働き
そもそもプロテオグリカンには毛乳頭細胞や毛母細胞の増殖を促す働きがあり、毛根の細胞を活性化することで髪の成長をサポートします。また、PDRN※に含まれる成分が毛包(毛根を包む組織)を刺激し、休止状態にある毛髪を成長期へ移行させることで、発毛を促進します。
脱毛の原因となる成分の作用を抑制
さらに、プロテオグリカンは脱毛の原因となる「TGF-β」という成分の作用を抑える効果があります。このTGF-βは毛包を休止状態にしてしまうため、それを抑制することで髪が抜けにくくなり脱毛を予防。また、コラーゲンが毛包周辺の組織を強化し、毛根をしっかり支えることで、髪が抜けにくくなるのです。
頭皮の炎症を抑制し頭皮環境を整える
特に注目すべきはPDRN※の炎症抑制効果です。頭皮に炎症が生じると、毛根の細胞がダメージを受け、炎症が続くと毛包が縮小し、薄毛や脱毛の原因となります。PDRN※は炎症を抑えることで頭皮環境を整え、毛根が正常に機能する状態を維持する役割を果たしたと考えられます。
炎症はあらゆる老化現象の源です。ここにアプローチするハイブリッドプロテオグリカンBABS®は、全身のバックエイジングを促進する可能性を秘めています。
抜け毛の数
28日間のランダム化二重盲検臨床試験でハイブリッドプロテオグリカンBABS ®の発毛効果を調べました。その結果、抜け毛の量が大幅に減少しました。

毛髪密度スコア
28日間のランダム化二重盲検臨床試験でハイブリッドプロテオグリカンBABS ®の発毛効果を調べました。その結果、毛髪密度スコアが大幅に増加しました。

脱毛予防に関する試験管内実験
ヒト毛乳頭細胞に対する試験管実験の結果、ハイブリッドプロテオグリカンBABS ®は毛乳頭細胞の増殖を大幅に促進しました。
検査指標:VEGFの分泌量(ELISA)


※PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)
鮭のDNAから抽出される低分子DNA断片。医療分野での研究を経て、その高い再生能力が評価され、美容業界でも広く使われるようになりました。
栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-7 ハイブリッドプロテオグリカンBABS®の恵み』より

