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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

“ 野菜を食べる”ことが、国家プロジェクトになった日

野菜を手に持つ

デザイナーフーズ計画のはじまり

野菜は体にいい。その一言が、かつて国家レベルの研究テーマになりました。きっかけは、増え続けるがんや生活習慣病に、食事はどう関わっているのかという大きな問いでした。
1990年、米国立がん研究所は、デザイナーフーズ・プログラムを開始します。これは、「がんを食事によって予防できるのではないか」という仮説のもと、世界中の疫学データと食品成分研究を集め、植物性食品の可能性を調べた国家プロジェクトです。

会議

身近な野菜に秘められた力

そこで選ばれたのは、特別な薬ではありませんでした。にんにく、キャベツ、しょうが、大豆、にんじん、セロリ、玉ねぎ、ブロッコリー、トマト、柑橘類、緑茶。私たちの台所にある、いつもの野菜や植物性食品です。
このプロジェクトが示した衝撃は、野菜が単なる副菜ではなく、健康維持を支える食卓の主役になり得るということでした。ビタミンを補うだけではない。
植物が自らを守るためにつくったファイトケミカルが、抗酸化、免疫、炎症、解毒など、からだを守る働きと深く関わっていることが見えてきたのです。

デザイナーフーズの発想を食卓へ

いま、家族の食卓に並ぶ野菜は、ただの彩りではありません。自分の健康のために。家族の健康のために。毎日の野菜を、どれだけ賢く摂り、どれだけ引き出せるか。髙橋先生の野菜スープは、その問いへのひとつの考え方です。デザイナーフーズの思想は、いま、植物の力を一杯のスープで届ける発想へつながっているのです。

デザイナーフーズ・プログラムが示したこと

野菜は”副菜”ではなく、健康を支える主役だった

1990年、米国立がん研究所が始めたデザイナーフーズ・プロジェクトは、植物性食品の成分を研究し、健康維持に役立つ可能性がある食品をピラミッド型に整理しました。そこで見えてきたのは、身近な野菜こそ、毎日の健康を支える重要な食材であるという事実でした。

デザイナーフーズ

食品による治癒効果を示すものではなく、植物性食品と健康維持に関する研究の流れを整理した考え方です。

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-38 野菜スープの超健康力』より

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