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花粉症改善用素材として特許成分に

鼻をかむ

麹菌発酵大豆抽出物が用途特許を取得

2014年10月3日、麹菌発酵大豆抽出物は2006年に実施した花粉症予防効果の臨床試験において、くしゃみ、眼のかゆみ、なみだ目、鼻水、口蓋・喉の腫れの症状、および日本版鼻結膜炎のQOL(生活の質)が前年と比べ向上、有効性が確認され花粉症改善素剤として用途特許(特許第 5624706 号)を取得しました。

アレルギー症状の変化を比較

この特許のベースとなった臨床試験は、所沢耳鼻咽喉科の協力により、以下のような概要で実施されました。
まず、スギ花粉に対してアレルギーを持つ7名に麹菌発酵大豆抽出物を摂取してもらい、前年度と比較してアレルギー症状がどう変わったかを確認しました。
その結果、花粉シーズンのピーク時の全体平均症状スコアも、くしゃみや鼻汁の症状も、前年比で有意に改善したのです。眠くなったりといった副作用もなく、花粉ピーク時にマスクをしなくても平気になった、のどが渇きにくくて良くなった、などの使用感も寄せられています。

より日本人に合う健康食品として

東京都の推定データ(2016年度)により、都内のスギ花粉症患者の割合が48.8%に上り、前回の2006年度調査から20ポイントも増加したことが明らかになりました。
もはや国民病ともいえる花粉症に対して、日本の伝統的な麹菌発酵を活かした麹菌発酵大豆抽出物、麹多糖は、より日本人の体質に合う健康食品として、さらなる機能性の強化を目指し研究がすすめられています。

■花粉症に対するエビデンスの概略①

耳鼻科にて実施したパイロット臨床試験では、以下の事が確認されました。
➀花粉シーズンのピーク期での総括スコアが、前年と比べ有意に改善
②花粉シーズンのピーク期での各症状が、前年と比べ有意に改善

花粉症に対するスコア
出展:Clinical and Experimental Pharmacology and Physiology(2007)

■花粉症に対するエビデンスの概略②

社内モニター試験において、麹菌発酵大豆抽出物の摂取が花粉症に対して「かなり有効」と感じた人が最も多く、高い有効率が確かめられました。

花粉症に対するグラフ
出展:Clinical and Experimental Pharmacology and Physiology(2007)

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-19 麹多糖の秘密』より

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