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良いお風呂習慣、ダメなお風呂習慣

入浴中

妊活に役立てる入浴方法

入浴は体を温め、心身をリラックスさせてくれるので、妊活にとっても大切な生活習慣のひとつです。けれども、入浴方法を間違えてしまうと、かえって逆効果になってしまうことも。せっかくのくつろぎの時間を正しく妊活に役立てるための基本について解説します。

少しぬるめのお風呂につかる

妊娠しやすい体づくりのためには、冷えを予防して体を温めることが大切です。なので、38℃~40℃の少しぬるめのお風呂につかることで、自律神経である副交感神経の働きが活発になり、血管が広がり体の細部まで血液が流れるようになって、緊張がほぐれ体の芯から温まることができます。

妊活中男性のサウナはNGの理由とは

ただし男性にとって、妊活中のサウナは要注意の行動の一つです。研究によれば、サウナによって陰嚢(精巣を包む袋)の温度が上昇し、精子や精液に悪影響を及ぼすことがあります。陰嚢の適切な温度は33度前後であり、この部位の温度が上昇すると精子の量や質に影響が出る可能性があります。特に、男性不妊の一般的な原因の一つである造精機能障害、つまり正常な精子がたくさん作れなくなる状態が生じる可能性があるため、サウナは妊活中の男性にとってデメリットがあるとされています。

熱の逃げ場があるよもぎ蒸しはOK

同様にホットヨガなど部屋全体を温めてそこで汗をかくような行為は、妊活中の男性にとってマイナスです。ただし、よもぎ蒸しのような部屋全体を温めるのではなく体の一部に熱の逃げ場があるような場合は問題がありません。

■おうちのお風呂の入り方

より効果的に妊活に結びつけるための入浴法について説明します。注意するポイントとしては、まず入浴時間が長くなりすぎたり、高温のお風呂につかりすぎると、体温が上がりすぎますので、妊娠に悪影響を与える場合があるということ。長時間の入浴は思っている以上に体力を奪います。妊活中の方には体調に悪影響を及ぼしかねないので、30 分以上は湯船に浸からないようにしましょう。

コップ1杯の水
湯船の温度
初めの5分
胸の高さで20分
足湯
入浴法まとめ

栄養書庫発行 : 『よくわかる健康サイエンス-6 名医が教える妊娠力の高め方』より

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