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眼精疲労にアスタキサンチン

眼精疲労

眼精疲労とは

モノを見るとき、私たちは眼球周囲の毛様体筋という筋肉によって水晶体の厚みを変え、ピント調節をしています。目を酷使すると、この筋肉が疲労して調節機能がうまく働かなくなり、目がしょぼしょぼしたり、かすみや痛みを感じたり、これが眼精疲労といわれる状態です。

眼精疲労の一因となっている光

その一因となっているのが「光」の影響。紫外線は活性酸素を発生させ老化を促進することで知られていますが、それは目も例外ではありません。
そこで注目されているのが、抗酸化作用のみならず抗炎症作用も有するアスタキサンチンです。

アスタキサンチンイメージ

紫外線による障害を軽減化

紫外線を照射した角膜障害モデルのマウスに、独自試作したアスタキサンチン点眼薬を点眼した実験では、アスタキサンチンが紫外線による角膜障害を有意に軽症化し、活性酸素も減少することが明らかになりました。

ピント調整力も有意に

また、日常的にパソコン業務などが多く、眼精疲労を自覚する健康成人を被験者に、非アスタキサンチン群(対照群)とアスタキサンチン6mg経口摂取群 (アスタキサンチン群)の2群に分け、試験食品を4週間連日摂取させたところ、アスタキサンチン群では調節力が有意に改善しました。

眼精疲労度評価

客観的眼精疲労度評価でも「目が疲れやすい」「目の奥が痛い」「しょぼしょぼする」「まぶしい」「肩がこる」「腰が痛い」「イライラしやすい」の8項目で改善が見られたと報告されています。

■アスタキサンチンによる紫外線照射後の角膜上皮厚

紫外線を照射した角膜障害モデルのマウスに対しアスタキサンチンを点眼した目は、溶媒のみを点眼した反対目と比較して、有意に紫外線角膜障害が軽度であった。

紫外線照射後の角膜上皮厚
出典:Lennikov A,Kitaichi N,Fukase R,et al.,Mol Vis.,18,455-464(2012)

■健常成人におけるアスタキサンチン摂取後の調節力変化

日常的にパソコン業務などが多く、眼精疲労を自覚する健康成人を被験者に、試験食品を4週間連日摂取させたところ、14日目以降アスタキサンチン摂取群では調節力が有意に向上した。(**:p<0. 01)

調節力変化
出典:白取謙治,大神一浩,新田卓也ほか,臨床医薬,21,637-650(2005)

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-23 アスタキサンチンの美容・健康力』より

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