善玉コレステロールと悪玉コレステロール
もともとコレステロールは脂質の一つで、細胞膜やホルモンなどの材料となる人体には不可欠な存在です。「善玉コレステロール(HDLコレステロール)」と「悪玉コレステロール(LDLコレステロール)」の2種類があり、それぞれが異なる役割を担っています。
生活習慣によってバランスが左右される
悪玉コレステロールは肝臓で生成されたコレステロールを全身に運び、善玉コレステロールは余った悪玉コレステロールを肝臓に戻します。悪玉コレステロール値が1dlあたり140mg未満、善玉コレステロール値は1dl当たり40mg以上が正常値ですが、偏った食生活や喫煙、飲酒、睡眠不足などの生活習慣によって、このバランスが崩れて、悪玉コレステロールが増えすぎると、血中脂質が高くなり、余分なものが血管の壁に付着して動脈硬化の原因ともなります。
ユーグレナと悪玉コレステロール
血中脂質が高めの男女30名に、ユーグレナ粉末1gを2ヶ月間続けて摂取してもらい検査を行った結果、悪玉コレステロール値の改善を促すことが確認されました(図1)。
ユーグレナが、悪玉コレステロール値を改善することによって、血管にコレステロールなどの余分なものが付着することを防ぎ、その結果、動脈硬化のリスクを軽減する可能性があります。
■ ユーグレナ継続摂取後のコレステロール値改善
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-16 ユーグレナ・パラミロンの秘密』より