天然アガリクスに近い露地栽培アガリクス
太陽の光を浴びて露地栽培されたアガリクスは、「太陽のキノコ」と呼ばれる天然アガリクス本来のサイズにまで非常に大きく育ちます。日光を遮った人工的な暗所で栽培されるハウス栽培とその大きさを比べると歴然の差があります。
露地栽培とハウス栽培の成分を比較すると
露地栽培アガリクスはハウス栽培と成分を比較すると、免疫増強作用の主成分であるβ(ベータ)- グルカンが 1.5 倍、免疫調整作用やがんのリスク低減との関連性が注目されているビタミンD を34 倍も含むため、露地栽培アガリクスにはハウス栽培よりも高い免疫増強作用が期待されます。
栄養成分が豊富な露地栽培アガリクス
また、ブラジルで行われる露地栽培は常に新しい農地を開墾して行われるため、日本産に比べカルシウム26倍、銅10倍が含まれ、鉄分、セレン、ビタミンB1も豊富です(図 1)。
■露地栽培アガリクスとハウス栽培の違い(図1)
露地栽培アガリクスと一般的なハウス栽培アガリクスの成分含有量を比較すると、主成分であるβ-グルカンは約1.5倍、カルシウムは約26倍、ビタミンDは約34倍、銅は約10倍と突出しています。
抗酸化活性が5倍以上
さらに、効果の面で抗酸化活性を比較すると、ブラジル産の露地栽培アガリクスは、一般的な日本産のハウス栽培に比べて抗酸化活性が5倍以上といった報告があります(図2)。
■露地栽培アガリクスの高い抗酸化活性(図2)
活性酸素の酸化ストレスを防ぐ作用を抗酸化作用と呼びます。高い抗酸化作用は、体内の炎症を鎮め活性酸素発生を抑制することが期待されます。
➡露地栽培アガリクスは、一般的なハウス栽培よりも高い免疫増強作用が期待
栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-5 奇跡の成分 露地栽培アガリクス』より