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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

健康長寿を全うするためには移動機能を健常に保つことが重要

杖をつく

ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、骨や関節、筋肉などの運動器が衰えることによって、「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が低下して日常生活に支障をきたす状態をいいます。

運動機能の低下を感じたら

「片脚立ちで靴下がはけない」「家の中でつまずいたり、滑ったりする」「階段を上るのに手すりが必要」「2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難」「15分くらいの歩行がつらい」など、運動機能の低下を自覚したら、運動や食習慣の見直しを。ロコモ体操など高齢でも安全に行えるものや、30分の散歩を1週間に2~3回程度でも続けることが大切です。

避けたい転倒・骨折

特に避けたいのは転倒・骨折です。高齢者が大腿骨骨折などで寝たきりになった場合、肺炎や認知症を起こす確率が高くなり、5人に1人が1年以内に死亡、5年生存率は約50%と、大腸がんや乳がんよりも低いといわれています。

骨をつくる指示を出すエストロゲン

エストロゲンには「骨をつくれ」と指示を出す働きがあり、更年期にエストロゲンが減少すると骨代謝のバランスが崩れて骨密度が急激に低下します。骨粗しょう症を予防するには、エストロゲン様作用のある麹菌発酵大豆イソフラボンを活用することが有効です。

筋肉量を落とさない

また骨は負荷がかかることで丈夫になるため、50歳以降の過度なダイエットは厳禁、骨をサポートする筋肉も落とさないことが大事といわれています。その点、麹菌発酵大豆イソフラボンは、生活習慣病につながる内臓脂肪や体脂肪は落としても筋肉量は落とさないので安心して摂取できます。

内臓脂肪と体脂肪の減少効果

対象:更年期周辺の肥満女性(BMI30以上)21名
方法:食事指導のみ、食事指導+麹菌発酵大豆イソフラボン(80㎎/日)の2群
結果:麹菌発酵大豆イソフラボンを摂取したグループは、体重、BMI、体脂肪率が減少。特に内臓脂肪量の減少が顕著だった。また善玉ホルモン「アディポネクチン」が大きく増加し、通常、肥満に伴って増える食欲抑制ホルモン「レプチン」の分泌量が有意に減少した。

出典:Clinical.and.Experimental.

Pharmacology.and.Physiology(2007)

骨量増加
比較表

55~59歳はじめ:HRT(ホルモン補充療法)を実施
59歳はじめ~:麹菌発酵大豆イソフラボンを40㎎/日投与

結果:1年間の経過をみたところ、骨密度は減ることなく、同年代と比較して115%と高い数値を維持。

※ニチモウバイオティックス株式会社提供

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-20 麴菌発酵大豆イソフラボンの秘密』より

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