
毛母細胞とは
私たちの髪の毛は、毛根にある毛母細胞が分裂・増殖することでつくられます。毛母細胞は、毛包幹細胞から生み出される細胞で、新しい髪の毛を生み出し、成長を促します。髪の毛は1か月に約1~1.5㎝伸び、個人差があるものの2年~6年という周期をかけて抜け落ち、新しく生え変わることで一定の密度や質を保っています。
髪の成長バランスを保つ
この周期はヘアサイクルと呼ばれ、毛母細胞が盛んに分裂・増殖する成長期→成長が止まり毛根が縮む退行期→古い髪の毛が抜け落ちる休止期というサイクルを繰り返して、髪の成長のバランスを保っています。
加齢によって衰える毛包幹細胞の働き
ところが、髪を生み出す毛母細胞の元となる毛包幹細胞の働きは加齢によって低下し、毛包が縮小(ミニチュア化)するといわれています。
毛包がミニチュア化すると、髪の毛が細くなります。さらにミニチュア化が進むと毛穴そのものを喪失し、最終的には髪の毛が生えなくなってしまいます(図1)。
加齢によるヘアサイクルの変化

毛包幹細胞を活性化させ、加齢により衰えるヘアサイクルを正常に導く
ヒフワンステムは毛包幹細胞自体が増える力(自己複製能)を促進することがマウスの試験で確認されました(図2)。毛包幹細胞が活性化することで、育毛をサポートし、正常なヘアサイクルの維持に役立つと期待されています。
ヒフワンステムによる毛包幹細胞の活性化効果
老化状態のマウスにヒフワンステムを投与し、毛包幹細胞の活性化を評価しました。
ヒフワンステム摂取で毛包幹細胞の増加(自己複製能)が促進されることが確認されました。

栄養書庫発行 : 『栄養書庫フォーカス-6 奇跡の成分ヒフワンステム®』 より

