マイナスイオンが増えると
空気中にはマイナスイオンとプラスイオンが同時に存在しています。マイナスイオンが空気中に増えると、チリや埃、ダニを除去する、たばこの煙やにおいの分解、カビの発生防止などの空気清浄効果があります。目に見えない菌やウイルスに対する除去は、食べ物の腐敗を遅らせたり、免疫力の弱いお年寄りや赤ちゃんを病原菌から守る効果も期待できます。
自然界のマイナスイオン
自然界でのマイナスイオンの発生要因は、主に以下のものがあげられます。
・励起イオン化:宇宙線、紫外線、放射線が直接分子をイオン化する
・光電効果:ある波長の光が個体にあたり電子を放出する
・電子発生:結晶の焦電・圧電効果により発生
・レナード効果:水の粉砕による帯電
レナード効果を除けば、これらはすべて大気の電離(イオン化)によるものです。
※励起 量子力学で、原子や分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること。
栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-31 マイナスイオンの健康力』より