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栄養書庫 NUTRIENT LIBRARY

コーヒーと糖尿病予防

コーヒー豆

2型糖尿病の予防にコーヒー

心臓疾患や失明など、重篤な症状に発展することもある「糖尿病」。日本人の 2,050万人以上が糖尿病または糖尿病の予備軍ともいわれます。
患者さんの9割以上がかかっているのが2型糖尿病。この2型糖尿病の予防に、コーヒーが効果的だという研究報告があります。

1日に7杯以上飲む人と2杯以下しか飲まない人では

オランダで約17,000人を対象に行われた調査では、1日に7杯以上コーヒーを飲む人の2型糖尿病の危険度は、1日 2杯以下しか飲まない人の2分の1という結果が出ています。フィンランドやスウェーデン、アメリカの調査でも、コーヒーが2型糖尿病の予防に効果があることが実証されています。

コーヒーを持つ夫婦

ポリフェノールの一種クロロゲン酸

また、日本の研究グループによる調査でも、コーヒーをよく飲む人は糖尿病リスクが低下するという結果が得られています。
効果を発揮していると考えられているのは、コーヒーに含まれるクロロゲン酸です。ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が、血糖値を抑制しているのです。

クロロゲン酸が血糖値を抑制

熊本県立大学の奥田拓道教授らによるラットを使った実験では、麦芽糖だけを与えたラットの血糖値の上昇に比べ、麦芽糖とコーヒー豆の抽出物を同時に与えたラットの血糖値が抑制されたということがわかったそうです。
この結果により、コーヒーにはインスリンの感受性を改善し、糖尿病の症状をやわらげる効果があるのではないかと期待されています。

■「 糖尿病が強く疑われる者/可能性を否定できない者」推計人数の推移(20 歳以上、男女計)

※平成24年のみ全国補正値

推定人数の推移
出典:厚生労働省「平成24年国民健康・栄養調査」

栄養書庫発行 : 『Nutrient Library-5 コーヒー豆の健康・美容力』より

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