タイトル:ヒト幹細胞培養液の美容力
シリーズ:Nutrient Library
インタビュー:Dong Hee Lee 生体工学博士
斎藤 糧三 医学博士
藤波 淳 歯学博士
発行日:2020年3月26日
定価:500円(税別)
頁数:オールカラー本文32頁
判型:A5変形(155mm×223mm)
最先端のバイオテクノロジーが生み出すコスメシューティカル(機能性化粧品)
幹細胞の研究は日々進化を続け、再生医療や美容の分野に大きな変革をもたらしています。ヒト幹細胞培養液も、このような幹細胞研究から生まれ、最初に一般市場に送り出された主に美容やアンチエイジングを目的とする成分です。
ヒト幹細胞培養液には、直接細胞に働きかけて細胞を成長させたり増やしたりする「サイトカイン」と呼ばれる情報伝達物質が数百種類以上も含まれています。例えば、そのひとつであるEGF(表皮細胞成長因子)は、上皮幹細胞に「表皮細胞を増やせ」というサインを送り、ターンオーバー(新陳代謝)を促しシミやくすみを改善します。
このような「サイトカイン」が多数含まれるヒト幹細胞培養液は、さまざまな角度から直接細胞に働きかけ、アンチエイジングに革新的な効果をもたらします。
ヒト幹細胞培養液の有用性については世界各国で研究が進んでおり、多くの論文が発表されています。そこでは、従来の常識を根本から変えるような美容効果が明らかにされています。肌の老化に対して、保護や修復といったアプローチではなく、細胞自体から若さを生み出していく。そんな働きが多数報告されています。
本書では、美容の分野からさらに育毛、歯周病対策まで、ヒト幹細胞培養液の研究と応用の最前線を紹介します。
●11冊セットのご注文は
こちら
●57冊セットのご注文は
こちら